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【お知らせ】高松商業高校でSDGsをテーマに出前講座を行いました[香川県]
2020.09.11
8月27日、香川県立高松商業高校で、英語実務科の1・2年生を対象にSDGsのワークショップを実施しました。エクアドルの中高生が考えた「エクアドルの問題」を用いて、SDGsについて考えました。
参加した生徒たちは、「生活が安定」「人身売買がある」「貧富の差がある」「家庭内暴力」「人種差別がある」等の問題を見て、自分たちと同年代のエクアドル人が考えたということに驚いた様子で、「日本では考えられないようなことが挙げられていてビックリした。」「中学生の口から『人身売買』という言葉が出たということに驚いた。」「想像するだけでも苦しかった。自分に身にあると恐ろしい。」「自分の身に置き換えたり、自分の国と比べたりすることで、どこが問題なのか、どうすればいいかを考えることができた。」といった感想が聞かれました。
「これまでSDGSという言葉を聞いたことがない」という生徒も多かったのですが、自分なりにSDGsについて考え、「自分できることは何か」を考えるきっかけとなったようでした。
【生徒のコメント(一部抜粋)】
・世界で困っている人を直接助けることはできないけど、自分一人でも「してはいけない」「してもよい」と善悪を理解して行動することが大切だと思った。自分だけだからちょっとした間違いをしてもいいだろうという考えを捨てていこうと思った。
・貧富の差がなくなれば、犯罪や暴力は少なくなるはずだ。だから、私は貧富の差がなくなるような活動をしたい。また、今日初めて聞いた話や情報があったので、そういう情報も他人事と思わず、積極的に取り入れ、私も周りに発信していきたい。
・人身売買や犯罪の多発について、自分にできることをみつけるのは難しいですが、関連するニュースを見て知ったことを周りの人に話すことだけでも、多くの人がこれらの問題を見つめなおし、さらに考えていくことができると思った。
・まずは、世界の問題について知ろうと思いました。私の身の回りには、今日出てきたような問題はないので、普通に生活できることに感謝して生活したいと思いました。そして、大人になって、実際にその問題を自分の目で見て、「自分にできること」を改めて考えたいです。
・世界のことについてもっと目を向けて知っていきたい。知るだけでも行動が変わってくると思う。
・国によって命の重さは変わらないし、命によって価値に差をつけてはいけないと思った。
・平和な日本に住んでいたら、今回学んだような世界の現状や問題があまりにも衝撃すぎて身近に感じるのがとても難しかった。これらは本当に現地の国を訪れて自分の目で見ないといけないと思った。
【詳細】
独立行政法人国際協力機構ホームページ>JICA四国>2020年度>【出前講座】高松商業高校でSDGsをテーマに出前講座を行いました。
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2020/0910.html
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えひめグローバルネットワークは、令和元年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html
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