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NGO相談員

【海外安全情報】モザンビークにおける抗議デモに関する注意喚起(12/20発令)[モザンビーク]

2024.12.23

【ポイント】
●モザンビークでは、国内各地において総選挙の集計結果に対する抗議デモが継続的に発生しており、一部のデモ隊の暴徒化、破壊行為が発生しているほか、警察との衝突により、多数の逮捕者、死傷者が発生しています。
●今後、更に情勢が悪化する可能性がありますので、モザンビーク滞在中の方は、当分の間、ニュースなどを通じた情報収集と自らの安全確保に努めてください。また、モザンビークへの渡航を検討されている方は、情報収集と安全確保に加え、渡航時期の変更を検討いただくなど、必要な安全対策を取ってください。

【内容】
モザンビークでは、10月9日実施の総選挙(大統領・共和国議会・州議会の各選挙)について、10月24日に国家選挙管理委員会から与党フレリモ党のダニエル・チャポ大統領候補の当選が発表されましたが、野党のヴェナンシオ・モンドラーネ大統領候補が、国家選挙管理委員会が公表した集計結果は不正に操作されたものであり、受け入れられないとして、国民にデモ活動を呼び掛けていることにより、総選挙終了後から現在まで、国内各地で抗議デモが行われています。

モンドラーネ大統領候補は非暴力的にデモを行うよう呼び掛けていますが、これまでのデモでは、ストライキや道路の封鎖が行われており、日常生活に大きな影響が出ています。
また、デモ隊が暴徒化し、国内各地で公共施設への襲撃、破壊行為、商店の強奪事案が発生しているほか、デモ隊と警察の衝突、警察の発砲などにより逮捕者、負傷者、死亡者が多数発生しています。

この情勢は、未だ収束の見込みが立っておらず、特に12月23日に見込まれるモザンビーク憲法評議会による選挙の最終結果布告以降に、更に情勢が悪化していく可能性もあります。モザンビーク滞在中の方は、デモに備えた、安全な地域での宿泊場所、通信・移動手段の確保及び水・食料・燃料の備蓄に加え、デモ期間中は不要不急の外出は控えてください。また、外出時は不測の事態に巻き込まれないよう注意し、万が一、デモや集会の現場に居合わせた場合には、すぐにその場を離れ、自らの安全の確保をお願いします。

最新の治安情報を受け取れるよう、必ず「たびレジ」又は「在留届」の登録をお願いします。海外渡航時の基本として、万一の際に支援が得られる家族、友人、職場等に、日程や渡航先での連絡先を伝えておくことも重要です。
モザンビークへの渡航を予定している方は、上記に加え、渡航時期の変更を検討いただくなど、必要な安全対策を取ってください。
※「たびレジ」リンク:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
「在留届」リンク:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

【詳細】
外務省海外安全ホームページ>スポット情報詳細>モザンビークにおける抗議デモに関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2024C054.html


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四国グローバルネットワークは、令和6年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
https://www.sgn.or.jp/ngo/ngo.html

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