【お知らせ】【イベントレポート】南米の中の高知～南米移住と日系人・ニャンデュティワークショップ～［高知県］

2025.01.09

12/22 高知県国際交流協会（KIA）ラウンジにて南米移住や日系人をテーマにしたイベントを開催。南米移住やその歴史についてと、パラグアイの伝統刺繍「ニャンデュティ」のワークショップを行いました。

【＜第一部＞　南米移住の歴史と、JICAと南米日系社会のかかわり】
第一部の講座では南米移住の歴史とJICAと南米日系社会のかかわりをご紹介し、高知県作成の南米移住記録映像を今回初上映！移住一世が語る移住の歴史や日系社会の今を映像で学びました。その後講師のJICA日系社会ボランティアOB浅利章太さんのアルゼンチンでの野球指導体験談と勤務先の高知ファイティングドッグスの日系社会野球研修にまつわるお話、次にJICA日系社会支援で高知大学医学部に留学中の佐藤豪リンカーンさんの日系3世から見たブラジル日系社会のお話を聞きました。お二人のプレゼンが素晴らしくて、参加者の学校関係者からは「うちの学校でお話してほしい！」とリクエストが来ていました。

【＜第二部＞　パラグアイの伝統刺しゅう「ニャンデュティ」ワークショップ】
第二部のワークショップでは、パラグアイの伝統刺しゅう、「ニャンデュティ」を体験しました。「ニャンデュティ」はグアラニー語で「蜘蛛の巣」を意味し、普通の刺しゅうとは少し違って糸を織りながら作ります。難易度は高めでしたが、講師のパラグアイ出身和田モニカさん（高知県研修員）の丁寧な指導で、最後には全員ストラップとして完成させることができました。

参加者の皆さんからは、「南米移住について良く理解できた。高知県民としてこのような歴史を知ることはとても大切だと思った」「協力隊OBの方とお話できてもっと世界を知りたいと思った」「JICAの活動を詳しく聞くことができ、具体的なイメージができた」「現地の日系人の話や研修員の話がとても興味深かった」「ニャンデュティで伝統に触れられて貴重な体験だった」とのお声をいただき、高知県と南米日系社会のつながりを楽しく学べる講座となりました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました！

【詳細】
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https://www.jica.go.jp/domestic/shikoku/information/topics/2024/1559402_52174.html

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